松毬コロコロすとーんず沼に落ちちゃった

非ジャニオタによるスト担体験記

”◯”の人

おととし12月の京本誕に始まり、

翌年3月の髙地誕、6月のジェシー誕、

そしてなぜか丸一年あいだを開けて今年6月の松村誕・田中誕と繋ぎ、

ようやくトリの森本誕ブログに辿り着きました。

(筆者が満足感に浸りたいがために)ここで一気におさらいでもしときましょうか!

 

まず1人目京本大我さん

ma2boxxxxxx.hatenablog.com

SixTONESのメインボーカル、そしてミュージカル俳優としての活躍を軸に、

”芯”の人」として語らせていただきました。

 

続いて2人目髙地優吾さん

ma2boxxxxxx.hatenablog.com

バラエティスキルや「一般人」っぽさ、そして「縄師」というパワーワードを元に、

すばり「"縄"の人」で書かせていただきました。

 

かなり遅刻した3人目のジェシーさん

ma2boxxxxxx.hatenablog.com

彼のキャラクターや声質、音楽性から感じる様々なことを、

"和"の人」というキーワードで紐解きました。

 

1年休んでようやく書けた4人目田中樹さん

ma2boxxxxxx.hatenablog.com

ラップ担当・MC担当としてのスキルと矜持と献身を、

”捧”の人」と定義して分析しました。

 

前回5人目は松村北斗さん

ma2boxxxxxx.hatenablog.com

俳優として、アイドルとして、高めのハードルにガンガン挑んでいる印象を

"難"の人」として長々と書き連ねました。

 

そして今回、6人目が森本慎太郎さんなわけですが、

いやぁ、困った!

多岐に渡る彼の活動の、どこにフォーカスを当てるのか、

まずそこが決まりません!

だってあまりにもユーティリティプレイヤーすぎる!

 

考えれば考えるほど謎は深まるばかり。

単純そうに見えて(失礼)、全然掴めない。

一体何者なんだ、森本慎太郎

いくつの顔を持っているんだ、森本慎太郎

モリの森の中ですっかり迷子になってしまったけれど、先に言っておくね。

 

誕生日おめでとう慎太郎!!

 

本当に申し訳なかったと今では思っている

前回からの繰り返しになりますが、筆者が初めてSixTONESを認識したのは

まだJr.の頃に『JAPONICA STYLE』を披露したMステでした。

これまた繰り返しになりますが、そのとき筆者が知っていたのは

髙地・ジェシー・田中・京本の4人で、

森本慎太郎」の名前にはまったくピンとこなくて、

完全に知らない子だと思っていました。

その数ヶ月後、

彼が「スノープリンス合唱団」の「あの子」だと知った時の衝撃たるや。

 

当時めちゃめちゃテレビ出てたし、

「ちびっ子じゃん!」ってインパクトも強かったので、

ジャニーズ方面に疎くてもなんだか知ってたし、覚えてた。

覚えてたけども…………

大きくなったなぁおい!!

人生で2回しか会ったことない親戚のおじちゃんみたいなスタンス。

 

声変わりもまだな小学生だろうに、たくさんの子どもたちを引き連れて、

紅白やなんかでも顔色変えずに歌いきる様に、

とんでもねぇ度胸の持ち主だな

と感銘を受けた覚えもあります。

幼すぎて状況を深く理解できてなかったにしても、緊張しないわけないのに。

あと普通に歌も上手だし、抜擢されて納得のビジュアルだし。

 

……とまあ、こんな感じで彼自身に対する評価は悪くはなかったのですが、

正直、なぜか、「大成しないだろうな」とも思っていました。

近年はその傾向が薄まってきていますが、

昔は「子役は大成しない」ってよく言われてたので、それに近い気持ちがあり。

 

加えて、「合唱団」としてバックについている子どもたちの中には、

彼よりも大きな子も多くいて、この分だと、

幼くして妬み嫉みを受けることもあるだろうなぁと。

さらに彼の年齢不相応な隙のないパフォーマンスは、ある意味ロボット、

もっと悪く言えば操り人形のようにも見えてしまい。

この天使のような少年は、大きくなっても操られ続けるのだろうか。

それともいつか自由になって、『あの人は今』とかに出るんだろうか。

そんな冷め切った目で見てしまっておりました。

要するに、森本慎太郎個人がどうこうというよりも、

青少年を利用したショービジネス全般に懐疑的だったってことです。

しかしそんな風に冷めていても、チャンネル変えようとは思わなかったんだよなぁ……。

 

スノプリ後の活躍を筆者はまったく知らず、

いきなりSixTONESとしてドンッと現れた形でしたので、

「まだやってたんだね彼は!」という驚きと、ちょっとの嬉しさと、

「すぐ辞めそうとか思ってごめんね」という気持ちのミックス。

それとやっぱり「大きくなったな!」って(しつこい)

ただ成長しただけじゃなく、ジャニーズらしからぬガタイの持ち主になっていて、

しかもそんな彼が浮かないくらい他のメンバーもデカいという衝撃。

もちろん操り人形になんか見えるはずもなく、 

「良い居場所を見つけたんだね」とほっこりした気分になりました。

すぐ消えるとか思ってまじごめんな。本当に悪かったと思っています。

 

さて、こうしてファースト&セカンドコンタクトについて振り返ってみたわけですが、

やっぱりいまだにどこにフォーカスするか決めきれません。

漢字一文字なんてもっと決まりません。

いつも難しい難しい言うけど、今回はガチオブガチ。

いっそ「謎」にしてみるか? などど思いつつ、

他のメンバーの記事を見返したりしてみたら、あることに気付きました。

慎太郎って、他の5人との共通項が多くない?

そこからさらに思考は飛躍し、辿り着いたのは

SixTONESを凝縮して一人の男にしたら森本慎太郎になる説。

 

京本と森本の似てるところ

グループ最年少という肩書きに誤魔化されがちですが、

彼はめちゃめちゃにベテランであります。

筆者がまだ大学生やってて毎日昼まで寝てた頃から、

当時小学生の彼は立派に働いていたわけです。

あ、ちょっと今のはグサッときたぞ。

 

そのキャリアの長さに裏付けされた、彼のスキルと審美眼は、

同じくベテランである京本大我にも共通してみられる特性であります。

まあこういう話をすると、

SixTONES全員ベテランだよってことにもなっちゃうんですが、

「たった数年の差でも、積み上げてきたものには違いが出るんだな」と思った

できごとがありました。

それがヤクルト・ジョアのCMで見せたジョアダンス」です。

 

いつも各々の魅せ方で主張してくる、いい意味でバラバラなSixTONESのダンス

でもあのジョアダンス」に関しては、

個性を爆発させるわけにもいかないお仕事だったと言えます。

メイキング映像(いまはもう公式動画が無い)を見れば一目瞭然なのですが、

わかりやすくミスをした髙地を筆頭に、実はこっそりミスってた松村

ちゃんとしてると見せかけて所々ステップが乱れていた田中

後輩組3人が苦戦する中、

ランドセル背負ってる頃から事務所にいる京・ジェ・慎の先輩組3人

易々とクリアしていました。さすが。

これを目の当たりにして筆者は、

「キャリアの長さって如実に現れてしまうんだなぁ」

軽く愕然としたような心持ちにもなったものです。

 

付き合いが長く、いつも一緒で、

まるで兄弟のような喧嘩もしていたという京本&森本ペア。

体格も違えば筋力も違う、さらには好みの音楽だって異なるから、

アウトプットされるのはまるで別物ではありつつ、

基礎的なダンススキルの高さ、対応の速さ、体の軽やかさ、動きのしなやかさには、

同じだけの経験を積んできた者としての共通項が多いように感じます。

 

さらにこの二人、

思ったことを結構ズバっと言っちゃうという点でも似ています。

そしてその特性がメンバーに受け入れられているどころか、

むしろ信頼まで集めているというのが面白い。

かたや末っ子、かたや坊ちゃんというキャラゆえに許されている部分も

なきにしもあらずなのかもしれませんが、どちらかと言えば

これまで培ってきた審美眼と嗅覚に一目置かれている

と見た方が正確でしょう。

思考を言語化するのがあまり得意じゃないタイプではあるものの、

彼が「なんか違くない?」と言えば、メンバーもスタッフも一旦立ち止まる。

そして結果的に前より良いものができる。

 

進んでいる話をビタリとストップさせるのはなかなかエネルギーのいることだし、

信頼できる人がかけるブレーキじゃないと仲間も止まりません。

そんな役を引き受けられる人が二人もいるんだから、

つくづくSixTONESっていい職場だなって感心してしまうのです。

 

松村と森本の似ているところ

彼のもうひとつの誇れるキャリアが、言うまでもなく役者業です。

子役という立場でありながらいきなり主演映画なんて、

エリートにも程があるけど、

どれほどのプレッシャーだったかはちょっと想像がつかない。

 

筆者がSixTONESの沼にハマりかけていた時期が、

ちょうど『監察医朝顔の第1シーズンの中盤くらいだったので、

役者としての彼の姿はかなり早い段階で確認できたと言えます。

ただ、その後に見られるはずだった燃えよ剣

もう待ちすぎて首が伸びに伸びて、キリンとタイマン張れるレベル。

朝顔の第2シーズンではかなりセリフも増え、重要なシーンも任され、

SixTONES6人中2名が安否不明って週があったりもしました。

「森本刑事」以外を演じる彼をようやく見ることができる次の連ドラが

非常に待ち遠しいです。

 

日曜夜の超人気看板バラエティ番組にほぼレギュラー出演しているにもかかわらず、

SixTONESにおいてはバラエティ三銃士に数えられることはなく、

お芝居ツートップの名を冠している森本。そして松村。

あの京本大我が名付けただけあって、二人のお芝居には確かなキャリアがあります。

『バカレア』のときも彼らはツートップ的な立ち位置だったと聞いているので、

メンバーにとっても古参のファンの方にとっても、思い入れが深いことでしょう。

その二人が、今SixTONESの先頭で映像の現場を荒らしている(言い方)のは

最高にエモい。

 

さて、前回のブログでも長々話してしまったのですが、

一応演劇経験のある筆者が思う、お芝居ツートップの優れているところは、

すばり発声の良さであります。

基礎中の基礎。だからこそ大事。

 

数名の刑事が険しい表情で会議を行っているところへ、若い刑事がやってきて、

捜査に進展をもたらすかもしれない新情報を報告する。

若手刑事役をやっていれば必ずと言っていいほど演じるシチュエーションです。

状況はシリアスだし、シーンは屋内、セリフを告げる対象(上司)との距離も近い、

となれば、そんなに大きな声を出していい場面ではありません

その一方、短い時間にたくさんの専門用語を詰め込んだ細かいセリフになりがちで、

囁くような喋り方にすると、なに言ってるかわからなくなってしまいます。

 

筆者が初めて朝顔を観たときも、

まさに上記のシチュエーションでの森本刑事の出番がありました。

そして一発で感心しました。

この子、発声がいい!!

聞いていてうるさくない自然な声量で、

かつ、聞き取りやすく、わざとらしくもないセリフ回し、

でもしっかり腹から声が出ている。ブラボー。

 

そののちにYouTubeを見漁るようになってから知ったことですが、

彼は普段の声も相当デカいので、

「腹から声を出す」ということに天性の才能があるのでしょう。

ただ、それだけではなく、

やはり舞台経験の豊富さというのも無視できないと思います。

 

こんな風に比べてしまうのは大変申し訳ないのですが、

早くからデビューしてテレビドラマに出まくってる先輩と、

舞台の場数を踏みすぎるくらい踏んだSixTONESじゃ、

(ドラマ以外のバラエティなどの現場においても)発声が違うなと筆者は思っています。

勿論声がデカいだけじゃ話にならないし、

最初からテレビドラマの声量にアジャストしている先輩もそれはそれですごいです。

でもSixTONESのお芝居ツートップは、

どんなセリフもしっかり丹田(お臍の下あたり)から出して

あとは喉の広げ方や息を吐く量などで

映像向けの声量に調節し、さらに感情も乗せることができるので、

見ていて非常に安定感があるなぁと感じます。

 

ゴツく育ってしまったことを自虐的に語ることもあるけれど、

体つきにしろ顔つきにしろ、

同年代に彼と似たタイプの俳優さんはあんまりいないような気がするので、

そこはものすごい強みになると思います。

そして身近に松村北斗という気鋭の俳優がいるわけですから、

お互いが刺激し合えばすんごいことになるのは間違いない。

DASHが忙しすぎて大変だろうけど、

俳優・森本慎太郎の芝居も、もっと見たいんだぜ!

 

髙地と森本の似ているところ

DASHの話が出たので、ついでに語りましょう。

 

シンタローが動けば『ライオンキング』が流れる野生児にして、

あのTOKIOも苦戦する番線のコツをすぐに掴む器用さと勘の良さを誇り、

さらにはいつのまにか資格を取得していたりする抜け目の無さもある、

まさに最強の後輩的ポジションを短期間で確立。

改めてこう書くとすげぇな。

 

このロケバラエティへの対応力と、趣味と仕事が地続きになっている感じが、

彼と髙地の共通点かなぁと思います。

 

最年少の先輩と最年長の後輩、という部分だけ取り出せば

正反対の境遇で育ってきた二人でありますが、

ハマっこA型、いつのまにか資格持ってる、多趣味

特に男の子が憧れるような分野への造詣の深さと、

そういうジャンルが抜群に似合ってしまうところは非常に似ていて、

二人のユニット曲『My Hometown』MVにもそれがバッチリ生きていました。

 

だったらこのふたり、プライベートでも仲良さそうな雰囲気あるのに、

実際そこまでじゃないってのがThe SixTONES

どうやら一緒にツーリングに行ったことがあるようなのですが、

ANNの近況トークリストには載っていたのに詳細が語られないという

ファン生殺し状態で迷宮入りしました。

あと、ライセンス持ってるくせに森本ダイビング部の話に全く絡んでこない髙地

なんだこの絶妙な距離感。おもしろ。

(※この文章書いた直後、

髙地がブログでツーリングはOKなのにダイビングはNG出してた。おもしろ)

 

プライベートでもメンバーと絡みたい森本と、

絡みたくないけど絡まれる髙地

彼らはここでも正反対なようでいて、でも実は、

グループに対して抱いている想いはとても似ていると思います。

 

SixTONESのためなら一人でも戦うと腹を括っている最年少。

SixTONES俺がなくさせないと強く誓う最年長。

共に表立って引っ張ったりまとめたりするタイプではないけれど、

エマージェンシーの際には最後の砦になってくれそうな信頼感があります。

これからもいろいろなことに興味を持って、その道を極め、

ロケで重宝され、プライベートでは付かず離れず、

4人をニコニコ見守っているようなふたりでいて欲しいものです。

 

ジェシーと森本の似ているところ

SixTONESが誇るボケのツートップにして、

爆弾あるいは起爆剤であることを自認し、

「ふたりでラジオやらせて」と言ったら秒で断られた男たち

それが我らの最年少コンビ・末ズ。

結局このふたりが一番似てるのは火を見るより明らかなのかも。

 

最近なかなか新作が出なくて寂しいですが、

ドライブ企画の車内トークこそが面白仲良し集団SixTONESの真骨頂であり、

巻き起こる笑いの渦の中心にいるのはだいたいこのふたり。

「カツ揚げりゃよかった」とか、今思うとまじで意味わかんないけど

事実として永遠に笑ってられるんだからしょうがない。

 

そんな台風のような勢いそのままに他番組にも乗り込んでいくのかと思いきや、

ふたりともめっちゃ空気は読む。

でも振られたら全力で答えるし堂々とスベる。いっそ爽快

 

いまだに忘れられないのはやっぱり『しゃべくり』の空手のくだりですが、

あの場面で原田泰造をおちょくるという選択ができたのは本当にお見事。

その一方、ドラマの番宣で出た番組では比較的おとなしく、

たまに冗談を言ったりするくらいのThe・好青年を見せつけてきます。

何度も言うけど、めっちゃ空気は読めるので

最近だとTOKIO不在のDASHでダジャレの才能を開花させるなど、

地上波で思い切りボケられる場面も増えてきたように思えます。

 

ジェシーはリフォーム、森本は開拓・開墾で、

一生懸命頑張る若者の姿を見せてくれるというのも、

このふたりの誇るべきところ。

現場を明るくする愛嬌がありながら、

疲れたら疲れた顔になっちゃう素直さもあり、

こんなん大人たちに気に入られて当然なのよ。

 

そんなコミュ力の鬼である末ズ。

ジェシーの交友関係の広さ深さは今更言うまでもないけれど、

森本もだいぶやばい。

よくつるんでるからジェシーと共通の友達も多いようだけど、

いつのまにか仲良くなってる芸人さんとか、

実は昔から繋がりのある俳優さんとか、

子供の頃にお世話になった縁がデビューを機に復活した大御所とか、

とんでもないタイミングでとんでもない名前が飛び出したりするから

油断ならねぇのなんの。

SixTONESはみんな「人をたらす」ことに定評がある(当社調べ)けれど、

やっぱり末ズはダントツですげぇし、いかんせんあまりにも陽キャ

これからもどんどん人脈を広げて、

いつかジャスティンと友達になれると良いね(マジでなりそうで怖い)

 

田中と森本の似ているところ

最後に何かと境遇が似ているこのコンビを。

おそらくこのふたりにしか分かり合えないことがたくさんあって、

そこは最近ハマったようなオタクが語れることじゃないと思います。

だからここでは

音楽的嗜好や役割が似てるかもね

って話をします。

 

コアファンではない世間一般に認知されているSixTONESの楽曲というのは、

YouTubeにMVが上がっている曲

であると言っても差し支えないでしょう。

そうなるとジャンルは邦ロック、アニソン、ボカロ調など、日本色強めのものばかり。

Strawberry Breakfast』なんかも

往年のアイドルチューンのアップデート版として受け取られているようなので、

日本のものとしてカウントされていると見ていいでしょう。

 

しかし、ファンとリトルストーンは知っているけれど、

彼らの持ち歌のほとんどは、

歌詞を占める英語の割合がめちゃめちゃ高くて、

ジャンルもヒップホップだったりR&Bだったりレゲトンだったり、

「今世界で流行っている音楽」を強く意識した曲ばかりです。

いわゆる「洋楽に片足突っ込んでる曲」ってやつです。

 

最近明かされた楽曲制作秘話によると、SixTONESが曲を選ぶ際には、

日本と海外の音楽トレンドがわかる資料を

ソニーがわざわざ作って見せてくれるそうですね。

なんて手厚いプロデュースなんだ。愛してるよソニー

 

しかしその資料がなかったとしても、

ソニーと出会う前のジュニアの頃からずっと、

海外に向けて高い高いアンテナを張っていたのは

田中・森本のふたりだったように思います。

 

あのR-指定も舌を巻くほどトレンドの最先端に喰らい付いていくラッパー・田中。

シュノーケルを咥えたままクッソおしゃれなリクエスト曲をかけるチルの帝王・森本。

ここに、マミーのお腹の中から洋楽聴いてたであろうジェシーが加わることで、

ただの真似っこではない、「本物志向」と評される楽曲になるわけです。

 

さらに、筆者は然程詳しくないので根拠は示せませんが、

森本慎太郎ってラップ上手くありません?

SixTONES以外のグループにいたら、普通にラップ担当だったかもしれないレベル。

Telephone』の「ワナシーヤー」とか、嫌いな人おらんでしょ。

ラップパートを田中に全振りしなくても行けちゃうのがSixTONESの凄さだし、

これからも随所にラップっぽい部分を混ぜ込んだ曲をやっていってほしい。

なんでかっつーと、そのほうが男性ウケがいいと思うんですよね。

 

今現在のグループの人気を語る上でも、この先の展望を考える上でも、

「男性人気の高さ」という指標は絶対に外せないんじゃないかと

個人的には鼻息を荒くしておりまして。

そしてとりわけ田中・森本のコンビに関しては特に野郎人気が高いと踏んでいます。

だって多分

ラップ中の田中の手の動きを真似したことない男子はいないし、

『うやむや』の「グルグルグル」を真似したことない男子もいない。

些か暴論が過ぎましたが、当たらずとも遠からずだと思います。

 

このふたりの高いアンテナと男臭さが消えてしまわない限り、

SixTONES妥協なしの海外トレンド狙い

愉快で楽しい野郎人気狙いが続けられるのではないでしょうか。

 

”◯”の人

凡庸な一般人からしてみれば、

歌って踊れるだけでも充分ユーティリティプレイヤーな訳ですが、

さらに別のスキルを個々が併せ持っちゃっているのがSixTONESのすごいところ。

なので当然、6人全員がユーティリティプレイヤーなのは言うまでもないのです。

それでも、これまでの5人の回では

「ここ!」というポイントを見つけて語ってきたわけですから、

今回それをしなかったことをつまらなく思う読者の方もいるかもしれません。

それは本当に申し訳ないです。

 

しかし、「生涯箱推し」を誓っている自分としては、

SixTONESを凝縮して一人の男にしたら森本慎太郎になる説」

意外としっくりきているので出来れば許されたい。

 

森本慎太郎という男は、感受性が鋭く人間が好きで、自分自身のことも好き。

そんな人は、謂わば

なんでも吸い込むスポンジ

あるいは

描かれている絵がコロコロ変わる不思議なキャンパス

のような存在なんじゃないかと思います。

 

「DASHのシンタローとSixTONES森本慎太郎は別人」

というようなことをいつか本人が断言していましたが、

キャラクターや魅せ方を変えるのみならず、

顔つきまで変わって見えてしまうというのはなかなかに稀有というか、

根っからのカメレオン体質ってやつなんでしょうね。

 

そんな彼が、幼い頃から長い時間を共にし、

これからもずっと一緒にいると誓った5人に少しずつ似てくるというのは、

最早必然だったのかもしれません。

 

たったひとりで重い荷を背負った子供時代。

自分を見失いかけた思春期。

若くして「天国も地獄も見た」と言い切ってしまう彼が、

最終的にSixTONESになることを選んだ。

SixTONESで居続けることを願い、SixTONESでいるための努力をした。

その結果、

5人の良いとこ取りをしたような最強の末っ子が生まれたんだ

と、筆者は考えます。

そして、そんな彼が結成6周年スペシャル月間でしてくれたことを、

オタクは一生忘れません。

SixTONESを代表して毎日素敵なサムシングを発信し続けるのに、

彼ほどの適任はいません。

ありがとう森本企画開発部長。ありがとう慎ちゃん。

 

これからもみんなを愛し、愛され、あらゆるものを吸収し、

”◯”の中身を更新し続ける人でいてください。

 

あらためまして。

森本慎太郎さん。

お誕生日おめでとうございます。

大好きです。

あなたとあなたの大切な人の未来に、幸多からんことを。