松毬コロコロすとーんず沼に落ちちゃった

非ジャニオタによるスト担体験記

”和”の人

どうも、お誕生日ブログ遅刻常習芸人でーす。

 

こんな辺境ブログでも読んでくださっている方は大勢いるらしく、

特に、誕生日にかこつけてメンバー個人にスポットを当てた長ったらしい文章は

もったいないくらいの反響をいただいたりもしております。

ありがたいような、申し訳ないような……。

 

これまでにきょもと髙地について語った回があったわけですが、

今読み返してみるとなんかこう……

祝ってる感が薄い。

気持ちはめちゃめちゃ祝ってるんですけどね、

アウトプットが理屈っぽいあまり

最早論文の類なんじゃねーかと。

 

でもこれ以外の書き方ができる気はしないので、

今回も張り切って

SixTONES大学箱推し学部必修基礎講座「ジェシー学概論」

のレポートを提出します!

 

その前にひとこと。

 

ジェシーさんお誕生日おめでとうございます!!

(精一杯の祝ってる感)(字をデカくすりゃ良いってもんじゃない)

 

ハーフのクールな子with爆モテDK

もう随分と昔のことのように感じますが、

まだせいぜい7年とか、6年前くらいの話です。

筆者の家庭には

テレビのリモコンに「2」のボタンしかついてないの?

ってくらいEテレ漬けだった時代がありました。

アンパンマンの時だけ「4」のボタンが現れるけれど、

それ以外の平日午後は

いないいないばあっ!』からRの法則までノンストップ。

 

当時のEテレの構成だと、

時間が遅くなるにつれて番組の対象年齢も高くなっていき、

したがって出演者の年代も乳飲み子から園児→小学生→中学生→

そしてハイティーンがゴール。みたいな感じでした。

筆者は一向に離乳食を飲み込んでくれない倅と睨み合いながら、

「早く子育てゴールしてぇなぁ」なんて憧れも込めて

Rの法則』を視聴していたわけです。

 

その『R』のメンバーに、

口数こそ少ないものの、不思議といつも輪の中心にいるイケメンがおりました。

何を隠そう、彼こそがジェシーです。

 

今のジェシーを知っている身からすると、

率直に言って「嘘だろ?」って気持ちです。

だってマジで自分から発言なんてほとんどしてなかったもの……。

常に隣に爆モテDK(=樹)がいて、そっちの方がボケてたもの……。

なんかスイーツとか作ってたように記憶しているけど……。

英語でインタビューとかもしてた気がするけど……。

 

筆者がEテレ地獄パラダイスから卒業し、

SixTONESを発見するまでのほんの数年の間に、

ジェシーの身に何が起こったのか。

いつなにがどうズドンしてAHAHAHAHAになったのか。

「男子三日会わざれば刮目して見よ」とは言うけれど、

こんなもん刮目し過ぎて目ん玉削れてしまうわ。

 

最近のJ2は当時を振り返り

「あの頃のジェシーはシャイだった」と口を揃えていましたが、

筆者はいまだに

「番組あるいは事務所の方針でクールキャラを演じさせられていたのでは?」

という疑念を払拭できずにいます。

しかし一方、演じるにしたって、

「だったらもうちょっと堂々とやればよかったのでは?」

と思わなくもない。

 

あの頃のジェシーは、『スクール革命』初期の髙地と同様、

連れてこられた感」が強く、

しかしながら「一般人が紛れ込んでいる」ようには見えない

天性の華やかさがありました。

だからこそ、番組の中心にいるのも様になっていた。

それなのに、本人は滅法控えめで、自信なさげで。

 

今にして思えば、あれはちょうど『バカレア』が終わり、

6人がバラバラになってしまった時代と重なります。

漠然とした不安・不満の中で、

どこに足をつけたら良いのかわからず、

ふわふわしていた時期だったのかもしれません。

 

あれから数年。

離乳食を拒否し続けていた幼児も、いまじゃ生意気な小学校中学年で、

立派なスト担男児となりました。

「君が小っちゃい頃のジェシーは無口だった」と言っても

「フっ」て鼻で笑って全然信じてくれません。

まあ、説明してるこっちだって信じられないんだからしょうがないか。

 

SixTONES”の”ジェシー”になってから

筆者がジェシーを再発見したのは、

2019年3月のMステでした。

あの時の彼は確か短髪だったのかな?

『R』のときとは随分ビジュアルが違っていましたが、

すぐに「Rの法則のハーフの子だ!」と気付くことができました。

 

クールでシャイで細っそい少年時代とは打って変わって、

そこにいたのは逞しく自信満々な男前

あの回はスノストが一気に出てきたわけですから、

知らん人間にとっては

「わー、若いのがいっぱいおるなー」って感じだったんですけど、

そのいっぱいいる若いのの中でもジェシー

「俺を見ろ」という圧が群を抜いて強かった。

まあSixTONES全員圧強めでしたけど、特にジェシーはね。

だってデカいんだもの。

 

そこからさらに数ヶ月を経て、

SixTONESに対する興味関心が

いよいよYouTubeをチェックしてしまう段階にまで至った頃、

ようやく筆者は彼がAHAHAHAファニーガイであることを知りました。

そして新規が必ずぶつかる

「いや待って、Mr.ズドンってなに??」現象にも無事ぶちあたりました。

 

カオスだけどハッピーな空間。

その中心にいるのはやっぱりジェシーで、

「ああ、ここでもこの子は真ん中なんだな」

と思った覚えがあります。

そして「Mr.ズドン」という奇天烈な楽曲が

ジェシー本人による作(ではなくMr.ズドン作詞作曲)であることを知ると、

俄然評価が鰻上りになりました。

元々バンドが好きだった人間なんで、

そういうことされるとグッときちゃうんだなぁ。

 

……と、ここまでが筆者がジェシーを知るまでの話。

そろそろいい加減本題へと参りましょうか。(やっとかい)

 

歌ってよし。踊ってよし。喋ってよし。黙っててもよし。

どこから褒めりゃいいのかわからんくらい、

天から二物も三物も四物も与えられている男。

そんなジェシーを紐解くワードは

”和”なんじゃないかというお話をしたいと思います。

長くなりそうですが、気が向いたらお付き合いください。

 

平和 〜peace〜

ジェシーの「ホットドッグ好きそうな笑い声」につられずに済む人類、

あんまりいないんじゃないでしょうか。

ラジオなど音声のみの現場だと

悪魔みたいな笑い方」とも形容されがちですが、

だとしてもまあ、随分と陽気な悪魔がいたもんだ。

 

自分で言ったことに誰よりも早く笑い出し、

髙地に「平和だなお前」と言われ、


SixTONES - Kyoto Drive Vol.2

3人同時にあくびをしたのが嬉しくてはしゃぎ、

オカベさんに「本当にジェシーって平和」とテロップを出され、


SixTONES - Shizuoka Travel Vol.3

何年も身近にいる親しい人たちにこれだけ「平和」って言われるんだから、

裏も表もなく本当に「平和」な人なんだろうなと思います。

 

たとえギャグが滑っても、

ジェシー本人が笑ってるから周りも変な空気にならず笑っちゃう。

ウケたときも、

誰よりも本人が楽しそうに笑ってるから周りももっと笑っちゃう。

これってバラエティタレントとしてものすごく重宝される素質ですよね。

 

タレントとしてのみならず、ひとりの人間としても、

「自分の周りにこんな友達や同僚がいてくれたら、毎日が楽しいだろうなぁ」

と多くの人が羨ましく思うはずです。

まさに平和の象徴。

 

彼が発信する「笑顔を大切に」「ポジティブに」というストレートな言葉は、

こんなご時世だからこそ余計に

我々の胸をじんわりとあたたかくしてくれます。

しかし前述の『Rの法則』時代を知る者としては

もしかすると自分で自分を鼓舞するために言っている部分もあるのかもしれない

などということも考えてしまいがちです。

 

シャイボーイなジェシーから、

いつなにがどうズドンしてAHAHAHAHAなジェシーになったのか。

その謎は結局解けずじまいですが、

今この世界にジェシーという男がいて、

彼を知るすべての人に今日も平和を振りまいているのなら、

それでいいじゃないか。

むしろ最高じゃん! って思うのです。

 

調和 〜harmony〜

筆者はジェシーのソロ歌唱大好き芸人なので、

少クラのWorld song selectionのためだけに

受信料払えると思っていますし、

(オケの音が安っぽいのだけなんとかならんかなと思っている(余談))

初めて参戦した横アリでその圧倒的な空間掌握力を目の当たりにしてからは

ジェシーのソロダンス大好き芸人も兼任しております。

 

歌えばどこまでも深みのある声

踊れば本人以外には再現不可能な動き

そんな彼に合わせられる人材はそうそういないでしょうから、

ジャニー氏がジェシーを一貫してソロでやらせたがったと言うのも

わかる気がします。

 

それでもジェシーは6人でいることを選びました。

ダンスが揃わないでお馴染みのSixTONESで、

「なんじゃその動き!?」

ってなるダンスをのびのび自由に繰り出しています。

 

しかし、ダンスは敢えて揃えないスタンスのSixTONES

歌はバッチリ揃えてきます。

声質にも個性ありすぎな Six の TONES 

ピタリと合わさったときの多幸感ときたら。

個人的にはSixTONESくんたちが

音の「入り」だけじゃなくて「出」、

つまり伸ばしていた声を切るときのタイミングをぴったり合わせてくるのが

堪らなく好きです。

そこに注目して聞くとホント気持ちいいのよ……

 

おっと、話が逸れました。

ジェシー音楽的調和の話に戻りましょう。

 

SixTONESとしてやっていく以上、ハーモニーから逃げちゃいけない」

こう言ったのはきょもですが、

やはりSixTONESの音楽を作る上で「ハーモニー」は最大の武器です。

「声質が合わない」と悩みながらも、努力を怠らなかった京ジェ。

SixTONES初期のオリジナル曲は

この二人を核として組み立てられている印象ですが、

どちらがメインになっても気持ちが良いし、

上でも下でもハモれるし、

爽やかなのもアツいのもいけるし、

まさしくゴールデンコンビだと言えるでしょう。

 

ところがSixTONESくん、2019年になったあたりから、

急に多角的にハモリだします。

「ハモリと言えば京ジェ」という時代は瞬時に過ぎ去り、

いつどこで誰がどう声を重ねてくるかわからない、

「聴き手の耳、試されまくり期」

へと突入したわけです。

 

年単位どころか月単位で進化を続けるSixTONESのボーカルスキル。

個々の努力や有能な大人のアドバイスがあるのは大前提として、

これだけの急成長を遂げられた原因のひとつにはやはり

ジェシーときょものミラクル調和」

というがっしりした土台の存在が挙げられるのではないかと筆者は考えています。

 

ジェシーにはこう合わせる」

ジェシーならこう合わせてくれる」というデータを

まずきょもが試行錯誤しながら蓄積していき、(その逆も然り)

近くで聴いていた4人にもそれが自然と共有されていったようなイメージですね。

これは勘が鋭くて貪欲なSixTONESだからこそできる芸当な気がします。

 

さらにここで、ジェシーハーモニーへの貢献度の話もしておきましょう。

ジェシーの柔らかく深みのある声は、

集団の中にも溶け込みやすいという性質があります。

加えて、人柄なのかセンスなのか、その両方が為せる技なのか、

フェイクをやらせれば引くほど上手いのに、でしゃばった感じが一切しない

というのも彼の特徴です。

 

ジェシーほどのボーカリストが「一強」にならず、

ときに脇役に徹して楽曲の幅と深さを広げているという事実こそ

SixTONESがすっごいグループである由縁。

もちろん、ここぞという場面で任されたソロでの

ジェシーの帝王感ったらとんでもねぇって話もしなきゃなんですけど、

ちょっと主旨から逸れちゃうので各々の心のラジオで受信してください

 

さて、ここまで調和だハーモニーだと申してきましたが、

「調和」を英訳すると「balance」って単語も出てきます。

Balance:UNLIMITEDのBalance(=残高)じゃない方の、

いわゆるカタカナ語で言うところの「バランス」ってやつです。

ジェシーってば、人間関係においてのバランスの取り方もえげつねぇぞ

って話をなるべく手短にしたい(願望)。

 

バラエティ番組におけるジェシーの代表作となりつつあるのが

有吉ゼミ』のリフォーム企画です。

筆者はこのコーナーを通してジェシー

類稀なるバランス感覚を目の当たりにしています。

 

これは筆者が勝手にしてるカテゴライズなんですが、

あの番組って根底には「おじさん向け」っていうコンセプトが

あると思うんですよね。

大工仕事もそうですし、大食いや激辛のチャレンジなんかも、

「職人技を見せる」「男気を見せる」みたいな部分が

いかにもお父さん世代にウケそう。

うちの父親なんかも八王子リホームは楽しみにしてますしね。

 

しかし、テレビ局としては数字と話題も欲しいので、

イケメンタレントを投入して若い女性の層にもアピールしたい。

つまりあの番組の名物企画で準レギュラーとして起用され続ける為には、

おじさんにも若い女性にもどっちにも好かれる人でなければなりません。

 

ジェシーを見ていて個人的に「上手いなぁ!」と舌を巻いてしまうのは、

ずばり「怒られ方」です。

「びっくりさせられるのと怒られるのが苦手」と言うジェシー

あの番組では棟梁ことヒロミさんにガシガシに怒られますが、

(最近あんまり怒られないね!)

その怒られ方が絶妙なんです。

 

「実力のあるおじさん」が「まだ半人前の若者」をしごいて成長に導く

という構図は、

いかにもニッポンのおじさんたちが好みそうなシチュエーションです。

しかし一方、

「偉そうなおじさん」が「頑張ってる若者」にキツイ態度で当たる

という構図は、

現代のニッポンの若者にとっては目を逸らしたくなるシチュエーションでもあります。

つまり、怒る側も怒られる側も、

ほんのちょっと匙加減を間違えてしまえば

ジェシーくんが可哀想!!」という苦情が殺到する結果となりかねない。

 

ジェシーとヒロミさんのすごいところは、

おじさんが喜び、且つ若者もドン引きしない絶妙なラインで

みんなが理想的だと思える師弟関係を実現させている

バランス感覚・時代感覚の鋭さなんですよね。

 

ヒロミさんが楽しそうに怒っていると、

視聴者のおじさんも楽しい。

だからジェシーは自ら果敢に距離を詰め、

棟梁が気持ちよく怒れるようにしてあげる

そして、怒られても怯まず(ビビってはいるけど笑ってる)、

グングン成長する姿を見せる。

視聴者の若者は「ジェシー頑張れー!」となる。

 

「相手を気持ちよく怒らせる」なんてテクニック、

コミュ障の自分からすると逆立ちしたって思いつくもんじゃありません。

ジェシーがバラエティで重宝されるのも、

プライベートでとんでもない人脈を築いてたりするのも、

すべてこの調和の精神から来るものなんだろうと結論付け、

結局クソ長くなってしまったこの章をまとめたいと思います。

手短にって言ったの誰だ。

 

和 〜Japanese〜

「声」というものは、

言うなれば「体」という「楽器」から出る「音」のことです。

つまり、日本人離れした体格を持つジェシーからは、

当然それ相応の声が出ているわけで、

英語の発音の良さも相まって、

目を瞑って音だけ聞いていると本当に

アメリカのアーティストが歌っているみたいに聞こえることが多々あります。

 

しかしその一方で、ものすごく「日本」を感じる瞬間もあって、

それは主にビブラートの掛け方に現れてくるのですが、

ジェシー玉置浩二さんなどの80年台のJ-POPをこよなく愛する男だと知った時に

筆者が言い放った「なるほどね!!」のデカさは異常でした。

 

ビジュアル・言語・文化のみならず、

歌声も日米の良いとこ取りをしているジェシーは、

まさしくJ-POPを背負って世界へ羽ばたく人材としてふさわしいわけですが、

ここで「そもそもJ-POPってなに?」って疑問にぶち当たっちゃうんですよ。

 

欧米のポップミュージックや最近流行りのK-POPなんかと比べて、

日本のソレってどういう特徴があるんだい?

って話になったときに、結構よく耳にするのが

J-POPには情緒がある」っていう評価です。

情緒。そうか、なるほど情緒ね。

……えーっと……”ジョウチョ”ッテナンデスカ?

生粋の日本人なんですけど、思わず片言になってしまいます。

 

これは筆者なりに噛み砕いた「情緒論」なのであんまり信じないで欲しいし、

POPだけじゃなくROCKやその他のジャンルにも通じることなのかもしれませんが、

日本の音楽には「一辺倒にならない」って側面があるような気がしています。

 

みんな大好きJAPONICA STYLEにも多用されている

和音階」という日本古来の音階は、

ヨーロッパ起源のクラシック音楽でいうところの

メジャー(長調)ともマイナー(短調)とも断じきれない、

つまり「一辺倒じゃない」独特のスケールです。

 

そんな和音階をそのまま使っている曲というのは珍しいですが、

メジャーとマイナーを行ったり来たりするようなメロディーラインを

日本人が「心地よい」と感じるのは自然なことで、

それが「情緒」を醸し出す一因となっているのかもしれません。

 

ハッピーな曲の中にも、儚さや揺らぎを感じる。

シリアスな曲の中にも、希望や救いを感じる。

これはメロディーに限らず歌詞の世界にも現れていて、

日本語が持つ「心の機微を繊細に描き出せる語彙の豊富さ」もまた

「情緒」なんじゃないかなって、思います。

まあ、音楽の専門教育を受けたわけじゃないのでわかんないんですけどね!

 

さて、話をジェシーに戻しましょう。

ジェシーって、自分が好きな日本の楽曲の話をするときに、

しみる」ってコメントを頻繁にしているような気がします。

さっきはスカスカの論を長々と書いてしまいましたが、

「情緒がある」っていうのをわかりやすく言い換えると

「しみる」になるんでしょうね。

 

リリックが「しみる」のか、サウンドが「しみる」のか、はたまたその両方か。

それはジェシーに聞いてみないとわかりませんが、

J-POP界の歌うま星人の声を聴きまくり真似しまくった経験が、

歌詞を深く理解し、メロディーラインを大切に歌い上げる

今のジェシーの歌唱法に影響を与えたのは間違いないような気がします。

 

どこまでも優しい質感の声と表情豊かなビブラートで「情緒」を歌い上げる。

もう一度言いますが、

ジェシーはJ-POPを背負って立つにふさわしい男なのです。

 

和を以て貴しと為す

昔の偉い人が言いました。

「和を以て貴しとなす」と。

 

みなさんご存知『憲法十七条』の序盤ですが、

簡単に言うと

「和」が一番大事だよ!

ということで、もっともっと簡単に言うと

みんな仲良くね! 喧嘩しちゃダメだよ!

って意味です。

 

平和・調和を体現し、

人を笑顔にする天才であるジェシーはまさしく

「和を以て」の権化であると言えるでしょう。

 

しかし、偉い人(=聖徳太子)が言ったのは、

「喧嘩するなよ!」だけじゃないんですよね。

「和を以て」には続きがあって、

『立場や主張の違いを越え、「和」をもって話し合うことができれば、何事もうまくいく』

というもう一歩踏み込んだ内容となっています。

 

つまりこれは

みんな仲良く、でもしっかり議論して物事を決めなさい!

っていう教訓なんですが、

これってすごくSixTONESっぽいなって思うんです。

 


SixTONES - 「Rough”XXXXXX”」グッズ紹介

 

ツアーTの生地を決める会議で、

ジェシー以外の5人の意見が一致。

しかし彼らは遅れて登場したジェシーが意見を言いやすいように

「まだ決めてない」と伝え、

結果ピタリと意見が揃うと無邪気に大喜びします。

 

意見が揃うのがすごいとか、

ハイタッチするほど喜ぶのが可愛いとかは大前提として、

やはりここで肝心なのは

「全員の意見を平等に聞く」

「意見が言いやすい場を整える」

という、大の大人でもできていない人が多い

ハイレベルなコミュニケーションスキルが

ごくごく自然に実現されていること。

これには聖徳太子も大満足だと思います。

 

『バカレア』後にバラバラにされてしまっても、

「この6人で一緒にやる」ことに運命を感じていたと言うジェシー

紆余曲折を経てSixTONESが結成され、

そこからさらに試行錯誤を重ねた結果、

6人は「和を以て貴しと為せる」最強のチームとなりました。

ジェシーがそこまで見抜いてみんなを集めたのかどうかはわかりませんが、

「6人を繋いでくれてありがとう!」という気持ちは

スト担一同、一生胸に灯し続けるんだろうなって思います。

 

さて、いよいよ最後の章。

少しだけ自分語り的なものをさせてください。

 

生まれ変わったらジェシーになりたい

人見知りのくせに見栄っ張りで喧嘩っ早く、

「良いかも」と思ったものもなかなか素直に褒められない捻くれ者の筆者とは、

完全に真逆の位置にいる人間。

それがジェシーです。

だからこそ、強烈に憧れる。

生まれ変わったら、ジェシーみたいな男になりたい。

 

ジェシーSixTONESのみんなを見ているうちに、

「来世に期待」みたいな生き方をしてきた自分が

だんだん馬鹿馬鹿しく思えてきたんです。

 

それから一念発起し、

転職をしてみたり、

生活リズムを変えてみたり、

髪をバッサリ切ってみたり。

相変わらず人見知りだし見栄っ張りだし喧嘩っ早いけど、

一年前に比べれば格段に楽しく、前向きな生き方が

できているような気がしています。

 

それでも自分は言い続けるでしょう。

生まれ変わったらジェシーみたいになりたい。

そして今世おいては、

ジェシーと5人が定めたゴールを迎えるその時まで、

team SixTONESとして恥じない生き方を貫いていきたいものです。

 

あらためまして。

ジェシーさん。

お誕生日おめでとうございました。

大好きです。

あなたとあなたの大切な人の未来に、幸多からんことを。